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腎臓リハビリテーション

2023年09月 萩市でも「腎臓リハビリテーション」が始まりました!

腎臓リハビリテーションイメージ

保存期慢性腎臓病患者さんに対する運動の考え方は、かつての「運動制限」から「運動療法」を推奨 する方針に大きく変わってきています。 その理由として、運動不足は脳卒中も含めた心血管疾患を招き、死亡率を上昇させることなどがわかってきたことが挙げられます。さらに、適切な運動は腎機能の低下の抑制や透析治療開始を遅らせる効果が報告されています。

慢性腎臓病に対する腎臓リハビリテーションの効果

  • 持久力や筋力の向上

    運動エネルギーを得るための酸素摂取量が増えたり、筋力が増加したりすることで、最大運動能力や持久力の向上が期待できます。
  • ADLおよびQOLの改善

    ADL(日常生活活動)は食事や入浴など生活するうえで必要な活動を、QOL(生活の質)は身体的、精神的、社会的活動における生きがいや満足度などを意味します。
  • 腎臓保護(腎機能低下予防)効果

    保存期慢性腎臓病患者さんでは運動を行うことで、腎機能が改善するだけでなく、死亡率が低下するという報告があります(*2-4)。
  • 栄養状態の改善

    保存期慢性腎臓病患者さんの約30~50%が該当するといわれる低栄養状態(PEW;protein-energy wasting)の改善が期待できます。
  • フレイル*やサルコペニア**の改善

    フレイルやサルコペニアの予防や改善により死亡率の低下が期待できます。 *フレイルとは
    1)体重減少 2)疲労感 3)活動量低下 4)緩さ(歩行速度低下 5)虛弱(握力低下) 上記5項目を診断基準として、3つ以上にあてはまる場合をいいます。「体の予備力が低下し、身体機能障害に

    *サルコペニアとは
    加齢などが原因で骨格筋量が減少し、筋力の低下や、歩行などの身体機能の低下が起こること。
  • 心血管病の予防

    慢性腎不全患者さんは心血管病を合併しやすく、最大の死亡原因です。心血管病を予防することで死亡率が低下することが期待できます。

運動療法の実施法と運動処方

保存期慢性腎臓病患者さんは、心血管疾患を合併している可能性があります。そのため、運動を始めるにあたっては、医師に「運動処方」を出してもらい、自分に合った安全で効果的なやり方を決める必要があります。

運動処方とは どのような運動を どのくらいの強さで どのくらいの時間 どのくらいの頻度で 行うと安全で効果的かを、指示してもらうものです。

運動するときの注意

一般的な注意


  • 睡眠不足や体調の悪いときは休む。

  • 頭痛・胸痛・冷や汗・脱力感などがあれば、直ちに運動をやめて主治医に相談する。

  • こまめに水分補給し、脱水に気をつける(水分制限のある方は医師の指示にしたがってください)。


  • 糖尿病の治療を行っている場合は、低血糖に備えて補食を準備する。

  • 関節痛などの運動器障害や、息切れ、胸痛などの循環器障害の症状に注意する。

  • だるさ、むくみ、吐き気やその他の尿毒症の症状に注意する。

  • 運動により腎機能が低下していないかどうかを定期的に検査してもらう。

  • 定期的(おおむね6ヵ月ごと)に受診し、運動処方を出してもらう。

運動療法のメニュー

  • レジスタンス運動を安全に行うために
  • 準備運動を行い、最初から強い負荷は避ける。
  • 大きな筋肉を使った運動をする。
  • 呼吸を止めない。力を入れておもりを上げる際には息をはく。
  • おもりを2秒で持ち上げ、4秒でゆっくり下ろす。
  • 反復の間には必ず休みを入れる。
  • 過剰な血圧上昇を避けるため、グリップは軽く握る。
  • 血圧と脈拍数の反応は使う筋肉の量と収縮の強さに比例するので、片側ずつ行う。
  • ひじやひざは完全に伸ばさず、少し余裕をもたせる。
  • 正しいフォームで、動かす筋肉を意識して運動する。
一般社団法人 日本腎臓リハビリテーション学会 文・画像出典:一般社団法人 日本腎臓リハビリテーション学会
腎臓病と運動シリーズ:慢性腎不全編「慢性腎臓病患者さんのリハビリテーション~運動療法を中心に~」

お問い合わせ先
玉木病院 0838-22-0030
作業療法士の松田秀好、
理学療法士の板垣祐之介、
の2名が指導担当します。

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